農業生産者向けの収入安定化サービスの開発を開始

　株式会社JSOL（代表取締役社長：中村 充孝、以下「JSOL」）は、三井住友海上火災保険株式会社（以下「三井住友海上」）と共同で農業生産者向けの収入安定化サービスの開発を開始します。

　農業（特に露地栽培）は、自然環境下での事業であるため、多くのリスクを伴うとともに、経営資源の効率化を進められないことが、収益を圧迫する大きな要因の一つとなっていました。
　これまで、「食の安定」を確保するためには、このような不安定な事業環境を「補償」で支援することが重要とされてきましたが、産業全体の「成長」を促進するためには、テクノロジーの進歩と同調したリスクマネージメントが鍵となります。

　JSOLは、これまで、独自に「収穫予測ロジック」の開発を進めるとともに、生産者・流通・食品メーカーといった他業種との連携により、農業ビジネスを取り巻く環境のリスク（＝コスト）を低減することで、産業全体の利益を拡大するモデルの設計を行ってきました。
　リスクを計量・解析することは、事業体の収益を押し上げることに繋がるだけでなく、従来困難であった収入の安定化を可能にします。

　今般、JSOLは、三井住友海上と連携し、新たに農業生産者向けの収入安定化サービスの開発を行うこととしました。
　今後は、既存開発ロジックの対象作物（品種）拡大や、データ取得インフラの整備を、多くの企業・研究機関等々と広範協業しながら進めて参ります。

株式会社JSOL

• https://www.jsol.co.jp/

所在地

東京都中央区晴海2-5-24 晴海センタービル

代表者

代表取締役社長 中村 充孝

資本金

50億円

株主

株式会社NTTデータ、株式会社日本総合研究所

設立

2006年7月

事業内容

株式会社JSOLは、プロセス系製造業を中心としたERPの導入に代表される業務ソリューション分野において、ITコンサルティングからシステム構築・運用までの一貫したサービスで、製造・流通・サービス・金融・公共などさまざまな業種のお客様のIT投資効果最大化に貢献するトータル・サービス・プロバイダーです。
2009年1月、NTTデータとの業務・資本提携により、社名を株式会社JSOLに変更すると共に、NTTデータグループおよび三井住友フィナンシャルグループの一員として、より幅広いニーズにお応えできるサービス・パートナーとして進化を遂げました。

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