LS-DYNA Users Week 2007
講演概要


10/30 10:30-11:30 基調講演
「数値シミュレーションによる計算工学 -30年のCFD研究から学べたこと」
宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究本部 藤井 孝蔵氏
流体数値シミュレーション(CFD)は今や多くの産業において不可欠な道具の1つとなっている。 また、市販ソフト、アカデミックソフトなどソフトウェアの流通も進み、PCの性能向上も手伝って大学の研究室などでも手軽にCFDを道具とした流体研究が手軽にできる時代に入ってきた。一方で道具としての利用が進むにつれ、計算手法、信頼性、不確実性といったシミュレーション要素技術の知識習得が忘れ去られ、その将来に危惧を感じる例を目にすることも昨今少なくない。本講演では、これまで講演者が過去に行ったCFD研究から具体例を取り出し、そこから学べたことをお話することで、今後のCFD利用の課題と解決法に関して考える場を提供したい。 あわせて、音響課題直接シミュレーションの実用問題への適用や計算法の変化など最新CFD技術とその将来動向についても時間の許す範囲でお話しようと考えている。

10/30 11:30-12:00 全体セッション
「自動車衝突解析用スポット溶接の破断モデルの開発」
トヨタ自動車株式会社 車両CAE部 熊谷 孝士氏
梁要素と要素分割に依存しないスポット溶接の破断モデルを開発した。そのモデルは、栓抜けとナゲット剪断モードの両方を模擬できる。開発したモデルを車体の衝突解析に織り込んだところ、実車試験とスポット溶接の破断位置が良く一致した。

10/30 14:00-14:50 樹脂部品のCAE(1)セッション
「非線形CAEによるプラスチックのタフネスの設計」
山形大学 大学院 理工学研究科 石川 優氏
プラスチック構造体の破壊設計の概念は塑性力学を基礎にして構築出来ることを解説する。高分子材料の強度設計の特徴は初期降伏の直後に起きるソフトニングそして塑性ひずみの増加と伴に発現する強い配向硬化による著しい構成方程式の非線形性にある。精度の高い強度予測を実施する為には、適切な非線形の構成方程式を推測する技術開発が必要である。

10/30 14:50-15:40 樹脂部品のCAE(1)セッション
「Advanced Methods for the Characterization on highly non-linear Materials for Crash Applications」
Fraunhofer, Ernst-Mach-Institute  Stefan Hiermaier氏
Predictive capability of numerical methods in computational mechanics means the ability to predict structural response under varying loading conditions, change of geometries and variations in boundary conditions without adaptation of material parameters. Only with that capability approved, numerical simulation can be treated as a useful tool in engineering design.
In order to meet the mentioned demanding to a predictive tool, the mathematical model describing the material behaviour has to cover all relevant characteristics in the physical behaviour of the modelled material. Additionally, the free parameters in the model need to be derived from precise material tests under well defined stress and strain states. The latter, a precisely known combination of stresses and strains in the sample, is what distinguishes a material test from a component or validation test. Both types of tests are useful, the first for parameter derivation, the latter for validation.
Therefore, it is of primary importance for material characterization to guarantee the assumed stress and strain states in a test set-up or to take changes into consideration if necessary. The more complex the material behaviour and the more dynamic the loading situation, the harder it gets to guarantee these demands. That is why material tests under high strain rate conditions need additional attention. Wave propagation effects cause transient stress-strain states.
The following specific topics will be covered in the presentation:
  • Local measurement of strain in quasi-static and dynamic material tests to derive local stress-strain data.
  • non-constant volume under plastic deformation of some polymers. Test set-ups and enhanced qualities of multi-directional optical strain measurement with regard to volume change will be proposed along with the related additional modelling efforts.
  • characterization of low impedance materials, e.g. rubber or foam materials, under high strain rates in the range of 102 [s-1] to 103 [s-1] will be introduced as an example to identify the admissible phases in the testing.
  • Numerical simulation in parallel to tests for better interpretation and understanding of the related physics.
Experimental and numerical examples will be given on basis of recent investigations performed at Ernst-Mach-Institute.


10/30 16:05-16:30 大規模コンピュータを利用した先進技術のご紹介
「ユーティリティビジネスモデル GridASP - 製造業における事例 -」
独立行政法人産業技術総合研究所 グリッド研究センター 伊藤 智氏
産総研では、グリッド技術を活用した、情報システムのユーティリティ化の普及を目指しています。GridASP は技術計算のためにコンピュータやソフトウェアなどのリソースをユーティリティとして提供するビジネスモデルであり、それを実現するソフトウェアとしてGridASP Toolkitを開発しています。GridASPの実用化に向けて、企業数社と実証実験を進めるとともに、サービス提供に向けた準備を進めています。講演では、GridASPが提供するメリット、製造業におけるGridASPの活用例をご紹介します。また、LS-DYNAによってユーザが受けることが可能なサービスについてもご紹介します。


10/30 16:30-17:00 大規模コンピュータを利用した先進技術のご紹介
「摩擦動力学の連結階層シミュレーション」
独立行政法人海洋研究開発機構 地球シミュレータセンター 廣瀬 重信氏
マクロな固体動力学を記述する弾性体力学には、摩擦力を決める物理が含まれていないため、通常は「摩擦力は接触面に働く圧力に比例する」という経験則が用いられる。本研究では、ミクロな原子スケールでの相互作用によって摩擦が発現する場合において、弾性体力学で用いられる摩擦力を第一原理から求めるためのフレームワーク作りを目的としている。具体的には、弾性体力学シミュレーションの離散化された時空間点において、それらの点での圧力・滑り速度を境界条件とした分子動力学シミュレーションをそれぞれ実行し、そこで得られた摩擦力を用いて弾塑性体力学シミュレーションを進めていくという方法を採用している。


10/30 17:00-17:30 大規模コンピュータを利用した先進技術のご紹介
「RC建築構造物の三次元有限要素モデルの大規模並列解析に関する研究」
大阪大学大学院 工学研究科 地球総合工学専攻 建築工学部門 建築力学領域 水島 靖典氏
都市災害を防ぐ上で、地震時の建物の挙動を把握することは非常に重要である。通常、建築構造物の動的挙動は質点と、バネが連続的に接続されている単純モデルを用いてシミュレーションされる。しかし、複雑かつ大規模な建築構造物の地震時の挙動を把握するには単純なモデルでは不十分である。本研究では鉄筋コンクリート構造物を想定し、FEM解析のための、より精密なモデルを用いる。メッシュ分割は10cmを基準サイズとして、コンクリートおよび鉄筋をモデル化する。同様にして、杭等の地下構造、地盤もモデル化を行う。このようなモデルの自由度は膨大となるため、地球シミュレータ(独立行政法人海洋研究開発機構)を使用する。本報告では、全体解析の中間段階として、部材レベルでのRC構造の材料モデルの検討、地盤モデルの検討、最終的な地盤・構造物連成系の解析に向けた中規模構造の解析を行うとともに、大規模精密解析を効率的に行うために構築したネットワークシステムを紹介する。

10/31 9:30-9:55 樹脂部品のCAE(2)セッション
「Plastic Material Model in LS-DYNA」
Hermes Engineering NV  Paul Du Bois氏
調整中

10/31 9:55-10:20 樹脂部品のCAE(2)セッション
「熱硬化性樹脂の流動・構造連成解析による残留応力と収縮量の検討」
株式会社日立製作所 生産技術研究所 佐伯 準一氏
調整中

10/31 10:20-10:45 樹脂部品のCAE(2)セッション
「日本総研ソリューションズでの樹脂への取り組み -これまでの樹脂セミナーのご報告-」
株式会社日本総研ソリューションズ 林 公博
調整中

10/31 11:10-11:35 樹脂部品のCAE(3)セッション
「LS-DYNAとJ-OCTAの連携の可能性について」
株式会社日本総研ソリューションズ 小沢 拓
LS-DYNAと、ミクロ〜メソスケールの高分子材料の物性・挙動を評価可能なソフトウエアJ-OCTAの連携の可能性について、いくつかの例を含めて紹介する。

10/31 11:35-12:00 樹脂部品のCAE(3)セッション
「高分子材料開発における計算機シミュレーションの役割」
旭化成株式会社 基盤技術研究所 青柳 岳司氏
企業における高分子材料開発の現場での、計算機シミュレーション、特に分子モデリング、メソスケールシミュレーションの役割、有効な使い方に関して、旭化成における事例を交えながら紹介する。

10/31 14:00-14:45 基調講演
「Will the Bottle Leak? The Modeling & Simulation of Everyday Products」
The Procter & Gamble Company Modeling & Simulation, Corporate R&D Thomas Lange氏
Enabled by high performance computing software and hardware, modeling & simulation (M&S) has greatly accelerated the pace of innovation for planes, trains & automobiles. Often behind the scenes, this same approach is helping P&G to innovate everyday products. Over 3 billion times a day, P&G is making everyday life a little better?in everything from better diapers for babies to cleaning clothes, from washing hair to shaving. With P&G making/ selling billions of things each day, we will explore some of the 'surprising' technical challenges this presents. We will review a brief series of examples including a study on the aerodynamics of Pringles?, a Liquid Bottle Drop Test, and other multi-physics problems (FSI Fluid-structure interactions). As we look to the future, how will we use the growth of computing hardware capacity? What will we solve tomorrow?

10/31 14:45-15:30 全体セッション
「日本総研ソリューションズのプロダクト開発計画とサービス」
株式会社日本総研ソリューションズ 林 公博
日本総研ソリューションズでは、構造系のプロダクトとしてLS-DYNAやJSTAMP/NV、プリポストとしてJVISIONやARUP Softwareなどを提供しています。これらのプロダクトはユーザー様にソリューションを提供するための道具として私たちは位置づけております。ユーザー様にとって必要なソリューションはなにか、という観点から各プロダクトの開発の方向性とサービスをご紹介します。

10/31 15:30-16:45 特別講演
「LS-DYNAの最新開発状況」
Livermore Software Technology Corporation(LSTC)  John O. Hallquist氏
Based on the recent trend in CAE and requests from the global users, LSTC's goal for software development and project for developing LS-DYNA and other related software will be presented in association with the key terms of multi-physics, multi-stage, and multi-processing. Furthermore, features and applications of the latest version of LS-DYNA currently being developed will be presented.


10/30 14:00-14:25 生産技術 ものづくりCAE(1)セッション
「スプリングバック解析の適用評価事例」
アイシン精機株式会社 工機工場 プレス型グループ 柳 直樹氏
調整中


10/30 14:25-14:50 生産技術 ものづくりCAE(1)セッション
「電縫鋼管のスピニング加工における材料変形特性 (スピニング加工のFEM解析)」
日新製鋼株式会社 技術研究所加工技術研究部 安藤 彰啓氏
フェライト系ステンレスの電縫鋼管のスピニング加工における材料変形特性をFEM解析により検討した結果、スピニング加工の加工部形状や変形状態、板厚分布等を、実用上十分な精度で予測できることを確認した。本解析モデルによりスピニング加工における材料変形特性を把握し、最適なスピニング加工条件の予測が可能である。


10/30 14:50-15:15 生産技術 ものづくりCAE(1)セッション
「部分軟化アルミニウム合金板の角筒成形」
名古屋市工業研究所 機械金属部 西脇 武志氏
高強度アルミニウム合金板の角筒成形性におよぼす部分軟化の効果を調べた。6061-T6円形ブランクを高温の金属型を用いて局所的に加熱し、部分軟化したブランクを作製した。成形性に及ぼす部分軟化の効果や成形性向上に最適な軟化領域をLS-DYNAを用いた数値計算で予測することができた。


10/30 15:15-15:40 生産技術 ものづくりCAE(1)セッション
「平面曲率を有するハット成形品の捻れ挙動に及ぼす成形条件の影響(成形シミュレーション活用による捻れ発生原因の検討)」
住友金属工業株式会社 利用技術研究開発部 鈴木 利哉氏
平面曲率を有するハット成形品の捻れ挙動、特に非対称捻れについて成形条件・材料強度の影響を検討した。本検討の考察にはモデル実験に加えてJSTAMP/LS-DYNA による成形シミュレーションを活用し、捻れ発生の主要因は口開きに伴う面外変形であること,非対称捻れには伸びフランジ部の影響が大きいことが判明した。


10/30 16:05-16:30 自動車安全解析(2)セッション
「LS-DYNAによる ルーフ積雪強度解析事例のご紹介」
株式会社日本総研ソリューションズ 一ノ瀬 規世
ルーフ積雪強度解析はルーフパネルがどれだけの積雪量に耐えることができるかを検討する解析である。一般的には、これらの強度解析には陰解法構造解析ソルバが利用されが、耐荷重前後ではパネルの反転を伴うよう急激な変形が発生してしまい、収束しないといった問題が発生する。一方、LS-DYNAは陰解法・陽解法切り替え機能を有しており、発散時には陽解法に切り替え解析を実行するということが可能になっている。そこで本報ではルーフ積雪強度解析におけるLS-DYNA利用事例を紹介する。


10/30 16:30-17:20 自動車安全解析(2)セッション
「Current and Relevant Knowledge for Automotive Safety Engineers: Highlights from the 2007 German SafetyUpdate」
carhs.training GmbH  Rainer Hoffmann氏
SafetyUpDate is a new training concept, pioneered by carhs.training GmbH in 2003. Since its inception it has attracted every year 200 German automotive safety experts. The SafetyUpDate aims at delivering the latest knowledge and developments in automotive safety engineering to the participants. It covers requirements with the latest findings in biomechanics and accident research as well as news in legal and NCAP compliance testing. Most recent development strategies are discussed for frontal and side impact, pedestrian safety and active safety applications. The systematic view is completed by an update on the latest development in safety testing and simulation technology. The in-depth presentations at the SafetyUpDate are given by the most renowned experts from academics, industry and government organizations.The highlights presentation will give a condensed overview on the SafetyUpDate held in April 2007 in Aschaffenburg, Germany.


10/30 17:20-17:45 自動車安全解析(2)セッション
「二輪車衝突時の乗員挙動および負傷評価シミュレーション」
株式会社本田技術研究所 二輪開発センター 並木 秀夫氏
HONDAは、衝突開始からダミーが路面に落下するまでのテストにおける負傷レベルの予測が可能なコンピュータシミュレーション技術を開発している。
この技術を使用しGL1800用エアバックシステムの性能と効果は、ISO/CD13232に規定されている200形態400ケースのコンピュータシミュレーション結果により評価した。


10/31 9:30-9:55 生産技術 ものづくりCAE(2)セッション
「延性破壊条件式と有限要素シミュレーションの組合せによる板材成形限界予測」
京都大学 大学院エネルギー科学研究科 宅田 裕彦氏
本講演者らは、最近の一連の研究で、より広い範囲の板材の成形限界をより簡便に予測する手法として、延性破壊条件式を有限要素シミュレーションに導入することを提案してきた。高張力鋼板は高強度になるほど破断前のくびれの発生が不明瞭になるなど、この手法の効果が特に期待される。本講演では、この手法の高張力鋼板への適用の可能性を調べるとともに、LS-DYNAを用いた3次元有限要素シミュレーションを試みた結果について紹介する。深絞り、張出し、穴広げ成形限界の予測例、およびシミュレーションに用いる材料特性値の決定方法などについて述べる。


10/31 9:55-10:20 生産技術 ものづくりCAE(2)セッション
「新しいコア構造の衝撃特性に関する研究」
東京工業大学 理工学研究科機械物理工学専攻 萩原 一郎氏、武田 晃太氏
近年、地球規模で環境問題が強く懸念されている。その環境問題対策の一つとして、自動車の軽量化が求められている。自動車の軽量化を実現するには、高い剛性を持ちながら軽量である部材が必要となってくる。そこで、平面充填の理論から発展して、比剛性が高いと提案された新しいコア構造、トラスコアパネルに注目した。筆者らはこのトラスコアパネルを自動車ドアパネル等に応用できるのではないかと考えている。さらにトラスコアパネルは、産業界で広く使用されているハニカムパネルにない特徴を持っている。そのためハニカムパネル以上の利用価値のある構造パネルと考え、自動車部材のみならず様々な用途に応用することも検討している。本講演では、トラスコアパネルの実用化を目指した研究として、LS-DYNAを用いた曲げ特性に関するシミュレーション例を示す。


10/31 10:20-10:45 生産技術 ものづくりCAE(2)セッション
「CAEを用いたHDD衝撃吸収ダンパーの設計」
ヤマウチ株式会社 メディア関連事業部 開発部 服部 英一氏
サムコーダーの記録メディアは、従来のテープからDVD、HDDへのシフトが急激に進んでいる。中でもHDDは、衝撃に弱いことから、衝撃吸収用のダンパーが装着されており、その性能は落下試験によって検証されてきた。落下試験には、ばらつきが大きい。 試験コストがかかるといった問題があり、ダンパーメーカーに対し、CAEによるシミュレーションの要望は高まっている。本報では、このHDDダンパーのCAEによる取りくみを紹介する。


10/31 11:10-11:35 自動車安全解析(3)セッション
「自動車用ショックアブソーバの積層バルブの動特性解析」
KYB株式会社 オートモーティブコンポーネンツ事業本部 技術統轄部 徳満 祥三氏
ショックアブソーバの入力に対する追随性を向上させるには、往復運動するピストンに固定されているバルブがスムースに開閉して、低速時においてリニアな減衰力が発生することが求められる。その方策として従来から、モトクロス用二輪車では、直径の異なる数枚のバルブを重ねた異径積層バルブが使用されている。最近では、同径積層バルブを使用していた四輪車にも異径積層バルブが普及してきた。
今回、LS−DYNAを用いて積層バルブの連成解析技術を確立し、同径積層バルブと異径積層バルブにおける、減衰力の立ち上がり特性の相違を明らかにすることができた。


10/31 11:35-12:00 自動車安全解析(3)セッション
「側面衝突解析におけるロバスト設計最適化の適用事例」
三菱自動車工業株式会社 技術開発本部 デジタル技術部 粟野 正浩氏
実車衝突試験において、車体各部品の材質やダミー搭載位置などのバラツキによる、試験結果のバラツキが問題になっている。そのためFEMによる衝突解析においては、解析パラメータのばらつきを考慮した予測手法が課題である。
本報告では、FEM側突解析において実車試験のばらつきを考慮したロバスト設計最適化のアプローチを検討し、ロバスト設計の自動探索手法を構築した。
ここで、大規模FEM解析モデルの計算時間が長いというネックを解消するため、非線形性現象にも適用可能な近似モデルを利用した。
最後に、初期設計とロバスト設計で、それぞれのロバスト性を検証するため、FEM解析モデルによるバーチャル実験を行った。その結果、注目した乗員傷害値のシグマレベルが改善され、本アプローチの有効性を証明した。


10/30 14:00-14:50 自動車安全解析(1)セッション
「15 Years of Finite Element Dummy Model Development within the German Association for Research on Automobile Technology (FAT)」
DYNAmore GmbH Ulrich Franz氏
Within the FAT all major German automotive companies join parts of their research activities. Therefor the FAT initiates many research projects of common interests. One project is to develop finite element models for side impact simulations. The group started 15 years ago to develop models of the USSID and Eurosid-1. Later other models followed. The paper summarizes the activities during the projects and outlines the tests and methods applied to develop the models.


10/31 9:30-9:55 新領域・新技術(1)セッション
「スポット溶接部破断予測モデルの開発と実車衝突シミュレーションへの適用」
新日本製鐵株式会社 鉄鋼研究所 加工技術研究開発センター 吉田 博司氏
自動車の衝突変形時にスポット溶接部の破断が発生し、衝突性能が低下することが問題となっているが、これに対応するため、フルカーレベルの衝突FEM解析上でスポット溶接部の破断が予測可能なモデルを開発した。従来の方法と異なり、スポット溶接部周りの応力集中を考慮しており、実際の衝突時の複雑な変形モードや応力集中に対応して、高精度な破断予測が可能であることが特徴である。このモデルは超ハイテンまで拡張されており、自動車ボディの主要な鋼材に適用できる。
このモデルを実車の衝突解析に適用した結果、骨格部品でのスポット溶接部の破断が発生し、変形形態の予測が衝突試験と一致することが分り、さらに、溶接部の破断を防ぎ、衝突性能を向上させる設計がFEMで容易に達成できることが分った。


10/31 9:55-10:20 新領域・新技術(1)セッション
「LS-DYNAによる動作状態での人工関節の応力解析」
九州大学 応用力学研究所 東藤 貢氏
人工膝関節や人工股関節などは、大きな荷重を支えている下肢関節部に使用されるため、常に厳しい応力状態に晒されている。さらに、運動状態では、屈曲や回旋などの複雑な動作状態に晒されるため、人工関節に生じる複雑な応力状態を調べるためには、精密な3次元モデルを構築し、さらに人体内での負荷や拘束条件を考慮した境界条件の下で動的な解析を行う必要がある。
本講演では、人工関節の3次元FEAモデルの構築法について述べた後、LS-DYNAを用いて行った人工股関節の破損や脱臼の解析、人工膝関節の複合動作状態での応力解析について概説し、解析結果と整形外科学的問題との関係について紹介する。


10/31 10:20-10:45 新領域・新技術(1)セッション
「小児有限要素モデルの開発とCRS衝撃解析への適用について」
名古屋大学 機械理工学専攻 水野 幸治氏
チャイルドシート使用時における小児の衝撃時の乗員応答を検討するために、小児の有限要素モデルを作成した。人体各部は成人モデルよりスケーリングし、骨盤、頭部は小児の解剖学を考慮して作成した。このモデルを用いて前突時のCRS衝撃解析を行い、Hybrid IIIとの比較を行った。その結果、両者の胸椎の剛性の差異が全身挙動に大きな影響を与えることがわかった。CRSではミスユースが高い頻度で見られる。代表的なミスユースであるシートベルトスラックを検討したところ、傷害値はライドダウン効率と強い関係がみられた。現在、側突時における多様なタイプのCRSの評価のために6ヶ月小児モデルを作成中である。


10/31 11:10-11:35 新領域・新技術(2)セッション
「高速引張り試験方法の現状」
諏訪東京理科大学 システム工学部機械システムデザイン工学科 板橋 正章氏
準静的引張試験の100万倍もの速度で実施される高速引張試験は、最近ようやく産業界にも浸透しつつあるが、すぐに役立つ教科書が無い。自動車業界や鉄鋼業界からのニーズにより、高速引張方法のISO化の動きがあるものの、まだ制定までに2年以上かかりそうである。今回は、初心者向けに複数ある試験方法の特色や代表的な実験結果の若干についてご紹介したい。


10/31 11:35-12:00 新領域・新技術(2)セッション
「液体封入式エンジンマウントのサージング解析」
-周波数応答解析へのLS-DYNAの適用事例-
東海ゴム工業株式会社 防振技術本部CAE室 高柳 光弘氏
車両の騒音・振動性能の向上に伴って、エンジンマウントにはさまざまな特性が要求されるようになっている。液体封入式エンジンマウントは、これらの要求に応えられる性能を有しており、現在では多くの車両に採用されている。しかしながら、液体封入式エンジンマウントは自身の構成材料やその構造に起因する高い非線形性を持つため、一般の解析ソルバでは精度の高い周波数応答解析を行うこと困難である。そこで本稿では液体封入式エンジンマウントのサージング解析のアプローチとしてLS-DYNAの陽解法を用いた手法を紹介する。


10/30 14:00-14:50 提案(1)セッション
「An overview of New Features in LS-OPT」
Livermore Software Technology Corporation (LSTC) Nielen Stander氏
This paper summarizes the development status of LS-OPT Version 3.3 and focuses mainly on the following new features. (1) Radial Basis Function Networks used as surrogate design models, (2) Multi-objective Optimization, (3) Metamodel-based Multi-objective optimization, (4) User-defined metamodeling and (5) User-defined queuing. A multidisciplinary vehicle crash/vibration example is presented to illustrate the application of RBFN's as well as the automatic creation of a Pareto optimal front using the Multi-objective evolutionary algorithm NS-GA II.


10/30 14:50-15:40 提案(1)セッション
「Developments in occupant and seat modeling with Primer 9.3」
ARUP  Richard Sturt氏
There is constant pressure to reduce the time needed to process design data into crash results (mesh, assemble, create different crash cases, check, run, post-process). The meshing step has been reduced by batch meshing technology, and progress has been made in several other areas such as automatic post-processing. Attention is now turning to the remaining bottlenecks, which include occupant and seat positioning. These steps require careful manual work and cannot currently be automated. The problem is magnified by the large number of seat position/dummy combinations.Primer Version 9.3 solves these problems by providing fast methods of dummy positioning, seat positioning, seat foam compression, and belt fitting. The paper gives a brief overview of capabilities available in Primer 9.3.

10/30 16:05-16:30 提案(2)セッション
「JSTAMP/NV V2.0 新機能 と 今後の搭載予定機能について」
株式会社日本総研ソリューションズ 杉友 宣彦
調整中


10/30 16:30-16:55 提案(2)セッション
「JVISION 次バージョンの紹介」
株式会社日本総研ソリューションズ 森藤 俊樹
JVISION 新バージョンについて、機能を紹介する。


10/30 16:55-17:20 提案(2)セッション
「TEC| Bench- Virtual Benchmarking; comparing products with CAE methods」
TECOSIM GmbH  Jurgen Veith氏
"Virtual Product Development" has already been established completely within the automotive industry today and the processes of development can no longer be imagined without it. This has led, not only to clearly abridged product development times and to considerable cost savings in the development cycle, but also to a product variety which has never yet existed. Every manufacturer occupies or devises new product niches at increasingly shorter interval periods, in order to serve these and to generate new revenue turnovers through the new demand.
The advantages of the virtual development are basically the following:
  • Better understanding of the product through a greater variety of information
  • Predictability of the product behaviour under the most diverse conditions
  • Knowledge-based, instead of experience-based, product development
  • Reproducibility
  • Improved product maturity with the market launch
  • Drastic reduction of costs and resources
A comparison with the competitive products is still always carried out, however, on the basis of the hardware and the real product. This has all associated disadvantages, because the advantages of the virtual product development remain unused.
The now well established CAE process of, " TEC|BENCH™" TECOSIM GmbH, deals exactly with this point. It supplies the customer with virtual information about the competitive products, which provide him with a decisive knowledge margin over the daily competition. With these FEM models, LS Dyna was used to perform virtual benchmarking analysis.


10/31 9:30-9:55 提案(3)セッション
「FEM数値シミュレーションによる水中爆破鉄筋コンクリート版の破壊挙動の検討」
株式会社テラバイト 第一技術部 第一技術課 星名 博文氏
水中爆発による鉄筋コンクリート版の強度を推定するため、LS-DYNAを用いて構造−流体連成解析による数値シミュレーションを実施した。まず、水中爆破そのものの数値シミュレーションと既往の実験結果とを比較し、モデルの妥当性を検証する。一般的に、水中爆発による荷重は空中爆発に比べて強大である。この結果を踏まえて、水中での鉄筋コンクリート版の爆破破壊シミュレーションのモデル化方法を検討した。解析によって得られた結果を、著者らが既に報告している空中での鉄筋コンクリート版爆破破壊シミュレーション結果と比較し、水中での破壊挙動特性を検討して構造−流体連成解析による数値シミュレーションの有効性を示す。


10/31 9:55-10:20 提案(3)セッション
「陽解法と陰解法による非線形解析事例」
株式会社メカニカルデザイン 名古屋支社 石川 覚志氏
調整中


10/31 10:20-10:45 提案(3)セッション
「Considerations on Detailing Dummy Models Adequately.」
DYNAmore GmbH  Ulrich Franz氏
The demands on predictability of dummy models increase steadily. From numerical mathematics is known that mesh refinements lead to more accurate solutions. The paper describes that a simple mesh refinement does not necessarily gives better results in occupant analysis. Therefore, the previously by the authors (FAT) developed models of the ES-2 and the BioRID II and the corresponding test database is used to investigate possibilities to increase predictability even more. The presented work has been performed to enhance the guidelines for the current development of the WorldSID 50th model together with the German Automotive Industry.


10/31 11:10-11:35 提案(4)セッション
「Data Compression for LS-DYNA and its impact on Robust Design」
Fraunhofer Institute for algorithms and scientific computing (SCAI)  Numerical Software Clemens-August Thole氏
The usage of simulation as part of the automotive design process has increased the demand for archiving simulation results. Intensive collaboration during the development process requires the fast exchange of simulation results. Compression of simulation results reduces the size of archives and the time for data transfers. Like compression of video streams and pictures, the effective compression of simulation results requires specific tools which exploit the specific data structures of LS-DYNA3D simulation results and allow for a reduced precision of the results. FEMZIP is especially designed for the compression of crash simulation results and achieves a reduction by factor of 7 for reasonable precision requirements. The reduction of d3plot files allows seamless comparison of sets of simulation results in detail. Analysis of these sets of simulation results may lead to the discovery of reasons for the instability of simulation results and results in more stable models. The technology behind data compression and analysis for robust design is presented and concrete examples are studied.


10/31 11:35-12:00 提案(4)セッション
「Evaluation of New Finite Element Model for IIHS Side Impact Barrier-1st Format」
Cellbond Composites Ltd. Product Development Mehrdad Asadi氏
The IIHS (Insurance Institute for Highway Safety) MDB was developed by Cellbond in 2001 in conjunction with the institute. This barrier is used by the IIHS in their side impact tests and the shape is designed to represent the front end geometry of a typical SUV or pickup. The impactor consists of two different sized aluminium honeycomb blocks partially covered in aluminium sheets. This barrier has been investigated to produce an advanced FE model while experimental Flat-Wall and Solid-Pole test results are used to evaluate accuracy of developed model. The explicit LS Dyna 3D was used to analyze the model, and validated against number of static compressive tests performed at different angles to characterize Yielding aluminum honeycomb parts and corresponding Material Card data. A strain-rate scale factor curve is also defined to convert static test results into suitable data in honeycomb material card during the analysis procedure. Adhesive properties are obtained using Climbing Drum, T-Peel, Tensile and Plate Shear test results. The dynamic analysis was validated by a Flat-Wall test which represents the crush performance of IIHS barrier. This was mounted on a moving trolley that was tested at speed of 25 Km/h. In Pole test, the IIHS barrier is subjected to a symmetric crush with a rigid vertical pole in which test speed is 25 Km/h. The Final comparison on overall results represents a good correlation between test data and CAE results on both Flat-Wall and Pole tests.

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