LS-DYNA 講演概要 1日目 (2004年9月21日)

講演順;
「Current and future developments of LS-DYNA(1)」
Livermore Software Technology Corporation
社長 John O. Hallquist氏 、 Marsha Victory氏
LS-DYNAの基本的な開発方針、すなわち「(1)高度な非線形問題を解くためのスケーラブルなマルチフィジックス解析機能、(2)マルチフィジックス、マルチステージの複合問題を1回のジョブで実行、(3)NVH/耐久性解析コードとの完全な互換性」に基づき、次期リリースバージョンの新機能が紹介されました。 (John O. Hallquist氏)


LSTC社のプログラム開発・サポート体制およびLSTCと日本総研との長期にわたる緊密な協力関係が紹介され、またLS-DYNAを使いこなすうえでのLSTCと日本総研によるサポートの重要性についてご講演いただきました。(Marsha Victory氏)
「Recent Developments and Applications of Safety Optimization and Robustness Methods」
Ford Motor Company
Technical Leader , Ren-Jye Yang氏
フォード社が取り組んでいるロバストデザイン、信頼性に基づく設計最適化、高度数値最適化手法、トポロジー最適化 多目的最適化、ハイパフォーマンスコンピューティングなど多数の最先端技術について発表されました。また、デザイン最適化、及び車両構造と拘束装置の信頼性についても多くの事例が紹介されました。
「日産でのCAEの活用状況について」
日産自動車株式会社 車体開発部 解析グループ主担 荒木敏弘氏
日産での自動車開発へのCAE適用の現状についてのご講演であり、開発期間の短縮、試作の大巾な減少に対して、どの様に取り組んでいるかについてのご紹介でした。
「Current Research and Development Activities on Transportation Safety」
FHWA/NHTSA National Crash Analysis Center
Director of Simulation and Advanced Research , Cing-Dao(Steve) Kan氏
米国における自動車安全基準・規制に関して行われている研究活動について、コンピ ューター・シミュレーションおよび対衝撃性研究の先端技術における責任者の立場から ご講演いただきました。
「大型スクータタイプ二輪車用エアバックの基礎研究への適用」
株式会社本田技術研究所 朝霞研究所 
S研究ブロック アシスタントチーフエンジニア 並木秀夫氏
大型スクータモデルにエアバックを取り付け、前輪非打撃衝突した場合の最先端のシミュレーションについてご講演いただきました。
「The role of LS-DYNA in Railway Infrastructure Design」
Ove Arup & Partners
Director , Richard Sturt氏
鉄道建設に関連する工学的問題、すなわち軟弱地盤上の基礎構造の開発、騒音・振動問題、トンネル建設に応用するための新機能をLS-DYNAに実装し、適用した解析事例についてのご講演でした。
「部材成形時の歪と材料強度の歪速度依存性を考慮した衝突安全性能の予測」
新日本製鐵株式会社 鉄鋼研究所 
加工技術研究開発センター 主任研究員 吉田博司氏
自動車部材の衝突性能の予測について、プレス成形時の加工硬化と、材料の高速での強度上昇を組込むことにより、精密な評価を可能にした解析手法に関するご講演でした。
「ロードノイズ解析用タイヤモデルの開発」
SRI研究開発株式会社 情報研究部 課長 白石正貴氏
ロードノイズシミュレーションに使用可能な簡易FEMタイヤモデルに関するご講演であり、以前のユーザー会議に続き、今回は200Hzまでの領域を対象としたモデルのご紹介でした。
「衝突によるタンカーからの大規模油流出事故防止プロジェクトにおける船舶衝突解析事例」
独立行政法人海上技術安全研究所 
輸送高度化研究領域 構造解析グループ 主任研究員 山田安平氏
海上技術安全研究所では、国土交通省の委託を受けて標記プロジェクトを行っています。今回は、衝突時のエネルギーを衝突船で吸収するために開発された緩衝型船首バルブ構造の効果を確認するためのシミュレーション解析例についてのご講演でした。
「日本総研からのご案内」
 ・日本総研が提供するサポートサービスおよびCAE教育システムのご提案
 ・LS-DYNA最新機能のご紹介および技術トピックス
株式会社日本総合研究所 宮地岳彦、戸倉直
日本総研におけるLS-DYNAに関するサポート、コンサルティング、教育サービス業務のポリシーと将来計画、ダミー、バリア、タイヤ等シミュレーション用各種FEモデル最新版および最近の技術トピックスを紹介しました。




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