JMAG 講演概要 1日目 (2004年9月21日)

講演順;
「開発計画」
株式会社日本総合研究所 山田隆
JMAGの開発計画について報告いたしました。ユーザの方々の製品開発において高い付加価値の創造に役立つツールを目指していきます。特にこの一年間は3次元設計およびパワエレ系との協調を高める製品開発を進めます。
「焼嵌・打抜きの影響もわかるモータ鉄損解析」
新日本製鐵株式會社 技術開発本部 環境・プロセス研究開発センター
主幹研究員 藤ア 敬介氏
応力の磁気特性への影響の研究から、モータ鉄芯製造時に生じる焼嵌・打抜きの影響も分かる電磁場解析技術を開発されました。この技術が損失評価などの上で、今後のモータ設計・製造技術の重要な指針となりうることをご講演いただきました。
「回転状態におけるブラシレスDCモータの局所磁気特性」
JFEスチール株式会社 スチール研究所 電磁鋼板研究部 主任研究員 千田 邦浩氏
回転状態のブラシレスDCモータの局所的な磁気特性を実測され、この結果と電磁界解析の結果を比較検討されました。実測において、シミュレーションでは予想されなかった回転成分の存在が確認されたことをご講演いただきました。
「圧粉磁芯における磁芯損失と磁芯抵抗率の相関検討」
大同特殊鋼株式会社 技術開発研究所 電磁材料研究部磁性材料研究チーム
主任研究員 藪見 崇生氏
圧粉磁心の材料設計における磁心抵抗率と磁芯損失に関する解析を行われ実測との比較をされました。ご講演ではその結果から磁芯低効率の推定が可能であるというご報告を頂きました。
「DC-DCコンバータの特性解析」
松下電工株式会社 解析評価技術センター 主幹研究員 平田 勝弘氏
MHz帯域での変圧器の動作特性について、変位電流を考慮した電磁界シミュレーションを行うことで実測結果と比較されました。この結果、動作周波数では変位電流による影響が無視し得ないというご報告をいただきました。
「JMAGによるバルク高温超電導体の磁気特性解析」
職業能力開発総合大学校 電気工学科 講師 福岡 克弘氏
超電導のマクロ的な性質についてJMAGのBeanモデルにより評価され、実測との比較から、磁気遮断特性として妥当な解析手法であることが確認できたというご報告を頂きました。
「電子写真プロセスにおけるトナーの運動解析」
キヤノン株式会社 電子写真技術開発センター 主任研究員 仲野 正雄氏
電子写真の現像プロセスにおけるトナーの動きを電気的、磁気的な影響を考慮したシミュレーションにより評価することで、画質の向上を計られたとのご講演を頂きました。
「三次元CAD(CATIA)で設計した電子レンジにおける電磁波分布の解析」
松下電器産業株式会社 松下ホームアプライアンス社 技術本部
電化住設研究所 第二開発グループ 主任技師 吉野 浩二氏
三次元CAD(CATIA)の設計データを用いて、電子レンジ庫内の電磁波分布をシミュレーションした事例について、解析用モデル作成上の注意点と、シミュレーションと実測の比較結果についてご講演頂きました。
「パワーエレクトロニクス分野における制御シミュレーションとの融合」
座長:岡山大学 工学部 電気電子工学科 助教授 藤原 耕二氏
二日間にわたり、「パワーエレクトロニクス分野における制御シミュレーションとの融合」セッションにおいて、座長を務めていただきました。
「IPMSMのモデルベースト制御」
大阪府立大学 大学院 工学研究科 電気・情報系専攻 助教授 森本 茂雄氏
高効率・高性能モータとして注目されている埋込磁石同期モータを対象として、モータのモデル化手法と、それを用いた電流ベクトル制御およびセンサレス制御についてご講演をいただきました。
「modeFRONTIERとJMAG+Simulink連成モデルを使用した
                        モータ駆動パラメータの多目的最適化」
株式会社シーディー・アダプコ・ジャパン 複合解析技術室 課長 大谷 朝彦氏
インバータのキャリア周波数とコア材の組み合わせにより、モータ・トル ク変動および損失、コア材コストの最小化という多目的最適化問題の事例をご講演頂きました。
「キャリア高調波を考慮した回転機の損失解析」
千葉工業大学 工学部 電気電子情報工学科 助教授 山崎 克巳氏
インバータのキャリア高調波を考慮した回転機の損失算定法を提案され、その適用例を通して高調波による損失の影響が特に増大する事例についてご講演を頂きました。
「JMAG販売プログラムのご紹介」
株式会社日本総合研究所 川上浩
弊社のJMAGの目指すべき姿として、商品システムレベルでのシミュレーションを通じてモノづくりに貢献することを説明しました。モータ開発設計を例に、モノづくりの開発手法が変えれることを今回ユーザー会議で発表させていただいたJMAG-RTモデル(高精度Behaviorモデル)の利用メリットなどを価格を含めて発表させて頂きました。又、お客さまからの要望のあったアジアでの商品設計開発にもJMAGがご利用いただけるように弊社JMAGアジア代理店の拠点を紹介させて頂きました。


 ランチタイムセミナー/ミニセミナー

ランチタイムセミナー テーマA「鉄損」
株式会社日本総合研究所 成田一行
鉄損計算ツールの概要、計算事例および適用の際の注意点をご紹介しました。鉄損計算ツールの概要、無負荷時の適用例、PWM 駆動時の適用例、その他注意点を解説しました。
ランチタイムセミナー テーマB「磁界解析の注意点」
株式会社日本総合研究所 服部哲弥
磁界解析を行う上で初心者が陥りやすい問題点や注意点をQ&A方式で説明しました。JMAGの機能、収束しない、実測と合わない、納得できない結果、JMAGでの解析方法の5項目に分類しご紹介致しました。
ミニセミナー
株式会社日本総合研究所 三輪将彦
代表的な新機能について、デモンストレーションを行いました。1日目はモータに関わる新機能について、その使用例を紹介しました。

・モータテンプレート
・パラメトリックツール
・制御シミュレータとの連成解析
・モータインダクタンスツール


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