顧客事例

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エンジニアの実力を高めるCAEへ


自動車の安全技術とCAEの将来像はどのようになるとお考えですか?

粟野マネージャー:
当然のことではありますが、事故による死傷者をいかに減らすかが最大の課題であり、実際、日本では減少傾向に入っています。最近では、事故そのものが発生しないようにする「プリクラッシュセーフ」に関する技術が注目を集めていますが、わたしは事故の起きかたが車種によって多様になっている点にもっと注目すべきだと感じています。また、車の使われ方などを考慮しながらどのような事故が起きているかを詳細に調べ、地道に対応策を施していく。当然、その対策づくりにはCAEが有効だと確信しています。たとえば歩行者とぶつかってしまった場合の安全対策など、CAEの力も活用して、よりリアルワールドで見ていく努力が必要だと思います。

CAEを活用して開発された車体とともに勝丸部長:
予防安全では、センサーやレーザーなどの電子的なものと、車体構造や材料などのメカニック部分の両方からのアプローチが必要です。しかも両者は複雑に絡み合っている。電子部品の演算と制御、そしてメカとの連結まで含めてトータルな予防システムを作れるかどうかが技術開発の重要な鍵になるでしょう。
さまざまな分野のエンジニアが、予防安全を視野に入れた開発を進めなければなりません。センサーひとつをとっても、それをどこに置くべきなのか。車体構造との関係などたくさんの検討課題があります。そうした複雑な課題に回答を与えてくれるのがCAEではないかと考えています。

粟野マネージャー:
わたしたちは社内では「CAE屋」と呼ばれるのですが、正直、この呼び名は不満です。わたしたちは単にシミュレーションだけではなく、車体構造や生産技術も十分に理解したエンジニアとして、他部門の人たちといっしょに「衝突屋」と呼ばれるようになりたいですね(笑)。

勝丸部長:
CAEは様々な部門との関係性を深め、いろいろな形で発展していくのではないかと予想しています。たとえばCAEを、車の機能を追及する道具としたり、開発コンセプトを詰めていく道具としたり、構造を考えて設計へとつなぐ道具としたりする。言葉を換えれば、CAEの部門で働けば、エンジニアとしての総合的な基礎が身につけられ、成長できるので、そういう部門になってほしいと思います。

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パジェロ、ランエボ(ランサーエボリューション)、ギャラン、ディアマンテ、そしてデボネア。「ミツビシ」と聞くといくつもの個性的な名車、名車種の名前が浮かびます。今回のインタビューを通じて三菱自動車工業のエンジニアの皆様が各部門一体となって車体性能の開発、改良に関して真剣かつ詳細に取り組まれている雰囲気がひしひしと伝わってきました。弊社としてもユーザー様の厳しいご要望に沿ったサービスをタイミングよく提供していかなければならないと強く感じました。

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(2008年12月取材)


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