顧客事例

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“One-CMIC”の実現に向けて早くも成果 難易度の高いディザスタリカバリーや仮想化を低コストで実現

 シミックホールディングスのプロジェクトで支援ベンダーに選定されたのがJSOLでした。両社は、プロジェクトを進めるのにあたり、いくつかの基本方針を確認します。
 まず現行業務を追認せず、業務のあるべき姿を描いた上でERPパッケージのTo-Be業務プロセスや機能を活用すること。アドオン開発は極力行わない。課題は、早めに、その都度ステアリングコミッティーに報告・相談して、全体最適を検討しながらスピーディーに対応策を決定する、などです。

 「特に、アドオン開発を抑えるのは重要な課題でした。これまでは、新たなグループ会社のシステムに全体のシステムが引っ張られる形になり、アドオンが"増殖"する状態にありました。この悪循環を断ち切りたかった」(北中部長)

 技術面では、SAP®ERPが備える7システム(ERP、BWなど)を仮想化して集約し、かつ東京と沖縄でのディザスタリカバリー体制を実現するという難易度の高いテーマもありました。
 またWindows Hyper-Vで仮想化を実現することで他の仮想化ソフトに比べてコストを抑える方策が採られました。さらにJSOLが提供するERP導入のための独自のテンプレートモデル「J-Model」を活用して、インターフェースの標準化を実現しただけでなく、トラブル発生時にシミックのIT部門がスムーズに対応できるリラン(障害対応後にバッチを再度実行すること)がしやすい設計、実装という配慮もなされました。

 約14カ月のプロジェクトを終え、統合情報基盤は2014年10月から本格稼働を始め、早くも大きな成果を出し始めています。
 まず会計領域では、会計情報の一元化が実現。ゴールとしていた決算データの集計、グループ内取引の照合などの業務も飛躍的に効率化されました。またSAP®ERPのBW(ビジネスウェアハウス)の活用によりタイムリーな計数分析が可能になっています。例えば、アクティビティ別工数レポートを作りプロジェクト別、アクティビティ別の作業時間の可視化ができるようになっています。

 「プロジェクト別原価計算の導入で個別の損益が可視化できるようになり、予算を使いすぎている場合には人事システムと連携しての能力別投入策などを検討できるようになりました。今後、プロジェクト内容における見積もりと粗利の相関などを分析していけば、根拠に基づいた適正で説得力のある見積額を、他社に先駆けてお客様に提示できるようになります」(杉浦部長)

 一方、人事領域でも人事情報の流通が飛躍的に増えています。グループ内のヒューマンリソースの現状を即座に把握でき、能力マネジメントや後任者計画に適切な基礎資料が提供されています。ちなみに、システム上で従業員の処遇やグレード管理を統一したことにより、グループ全体での処遇分布も把握できるようになりました。
 電子申請の体制が整い、勤怠管理や給与計算業務などでアウトソーシング先の統廃合を行ったこともあり、業務フローの標準化と効率的な運用が実現しました。

 「テクニカルな部分では、経理システムとの連動により人件費の分析を通じた固定費と変動費の振り分け策などが検討できるようになったのはありがたいですね。いずれにしても、従来は人事面での“One-CMIC”という施策の実現が難しかったのですが、今回のシステム連携で一歩前に踏み出すことができました。立派な器ができましたので、今後は、もっともっと活用するための手法を考えていかなければなりません」(西田執行役員)

 データ移行を経て新たな統合情報基盤が稼働したのは10月1日。シミックホールディングスの決算期は9月のため、新年度入りの10月からすぐにシステムの真価が問われましたが、なんら問題がないまま導入後初めての決算開示にこぎ着けました。シミックでは、経営の高度管理化に向けた基盤が、しっかりと構築されたのです。

システム全体イメージ図

システム全体イメージ図

「一緒に仕事を変えてくれる」JSOLという存在 JSOLがPMを推進してプロジェクトが締まった→

(2015年04月現在)


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- ニュースリリース:2015年01月29日
シミックグループにSAP® ERPを活用したグループ会計システムを提供
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TEL:03-5859-6001 FAX:03-5859-6033
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