1.開発標準

当社では、開発標準を定め、開発作業の標準化・可視化を図り、品質・生産性の向上の基盤としています。
開発標準は、開発プロセスを定義し、プロセスごとに行う作業(開発手順)、および作成すべき成果物を定義した標準体系です。

開発手順

開発作業を標準化することで、上流工程から下流工程まで一貫した開発思想のもと、一定水準以上の品質を持つプロダクトの生産を可能にしています。

標準書式・サンプル

成果物書式、成果物サンプル、成果物作成要領などを共有することで、生産性向上を実現しています。プロジェクトで必要なドキュメントをダウンロードして利用することができ、フォーマット・記述粒度・記述方式に悩むことなく、成果物を作成する環境が整っています。

開発標準の継続的な改善

プロジェクトの成功事例をベストプラクティスとしてフィードバックする仕組みを用意しており、継続的な改善を行っています。

開発標準の体系図

2.フレームワーク

一般に、アーキテクチャに沿ったフレームワークを利用することにより、品質・生産性の向上が可能とされています。
当社でも、アプリケーション開発のための枠組みとして、Java版Web/Batchほか複数の『ソフトウエアフレームワーク』を活用しています。
また、各種開発ツールを評価・選定し、『開発標準ツール』として定めています。
『開発標準』に加え、実装レベルで『フレームワーク』や『開発標準ツール』を活用することで、品質・生産性の向上に取り組んでいます。

3.オフショア・国内ニアショア

当社では、開発コスト低減・開発リソース確保の施策として、オフショア開発・ニアショア開発に取り組んでいます。
オフショア開発が中国などを中心とした開発であるのに対し、ニアショア開発は沖縄など比較的コストの安い国内拠点を活用したもので、プロジェクトの要件に応じて、オフショア/ニアショアを使い分け、低価格・高品質・短納期でのプロダクト提供に努めています。
オフショア推進環境の整備や、豊富な経験・ノウハウの共有化を推進することで、さらなる対象範囲の拡大と、QCD向上に努めています。

オフショア・国内ニアショアイメージ図