特集

特集

インタビュー

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 先頭のページへ

システム開発というものづくりの文化を変える“新規事業”

さらにアウトソーシング本部では、外部委託業務における内部統制監査報告制度「SAS70(Statement on Auditing Standards No. 70)」の整備を完了し、2008年度から監査予定となっている。
内部統制制度では、ハウジングやホスティングなどの業務委託先についても内部統制の有効性を監査しなければならないが、委託先では個別のお客様の監査を受けていては負荷が大きくなる。そこで委託先が、SAS70と呼ばれる書式に基づいて監査を受けて報告書を作成すれば、内部統制が有効であることを証明できる。
つまりSAS70の報告書作成とは、お客様と委託先の監査負荷を激減させると共に、日本総研ソリューションズ自身がしっかりとした内部統制を備える自身の企業力アップにもつながる。

腰原は、「運用の実装化」を何度も強調した。
メインフレームの時代であればミドルウエア選定・導入や利用条件の規定をインフラ部門で一元的にコントロールでき、それは結果的にトラブルの種を事前に減らすことにつながっていた。
しかし現在は、開発プロジェクトが個々にハードウェアやミドルウエアを選定・導入し、運用設計を行っている。個別の設計が増えた分だけトラブルの種が増え、総合的な調整が必要になってきている。つまり運用側への影響波及も大きくなっているのである。

腰原 潔

「運用側が楽をしたいとか、そういうことではないのです。仮想化技術などは素晴らしいと思う半面、運用側からすると難しさが増す技術なのです。運用の実装化という考え方でものづくりの考え方を変え、より品質と精度の高いシステムをお届けしたいと思います」

検証システムは現在、制度として導入はしたが、検証会議でゴーサインが出なければお客様に納品しないといった強権的な「運用」はしていない。実際、そのような問題案件はない。強権的な運用をしては制度が社内に定着しないことを腰原は十分に認識している。
「お客様から『良いものをつくったね』と評価される新規事業を立ち上げているような気持ちでやっています。どんなに良いものでもお客様から評価されなければ意味はありません。検証システムは、ものづくりの文化を変えようとする試みでもありますから、余計に社内のコンセンサスづくりを大切にしたい。将来的には、要件定義の段階から運用部門がかかわっていくような文化に育てたいですね」

(2008年06月現在)


※本ページ上に記載または参照される製品、サービスの名称等は、それぞれ所有者の商標または登録商標です。

※当コンテンツは掲載した時点の情報であり、閲覧される時点では変更されている可能性があります。また、当社は明示的または暗示的を問わず、本コンテンツにいかなる保証も与えるものではありません。


  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 先頭のページへ

ページトップへ戻る

JSOLへのお問い合わせ

関連ソリューション

関連インタビュー

TCO削減に向けた基盤システムの効率活用に挑む

大手製薬会社の合併に伴う基盤システムの統合を、6カ月という短期間で成功に導いた事例を語ります。

お客様本位の提案に向け、システムの性能評価を進化させる

システム規模が大きくなるほど重要になる構成設計の為の性能評価について語ります。

最新のインタビュー

ハイブリッドなICT環境を支えるインフラはどうあるべきか?

ハイブリッド化していく環境に対して、これからのICTインフラはどうあるべきなのか、JSOLのITアーキテクトが解説します。

特集

特集SAP

SAP ERPの豊富な導入実績があり、企業の業務改革を総合的にご支援します。

特集Biz∫

人とシステムの融合による業務効率化を目指し、あらゆる企業の変革を迅速かつ確実に実現します。

特集オムニチャネル

コンサルティングからソリューションまでオムニチャネル化に向けた最適なご支援を提供します。

特集JSOLアグリ

農業生産に係る数理計画を中核に、農業生産者の経営指標の見える化と収益拡大を実現します。