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ITプロフェッショナルは、相対座標で自分を評価する仕組み

 小林は、1970年に大阪で生まれた。高等専門学校の機械科を卒業後に一度、就職したものの専攻科に再入学し、さらに大学院へと進学。日本総合研究所に入社したのは1996年、25歳の時だった。大学院では材料化学、特に生体材料による人工骨の基礎研究をしていた。

プロジェクト・マネジャー 小林 智昭

 「骨の研究をしていた奴がなぜSIerなのだ、とよく聞かれます」と笑う。
 「96年といえば、前年にウィンドウズ95が出て、インターネット時代が始まった頃でした。当時、日本総合研究所は、自社のホームページで入社公募をしており、先進的だなと思っていました。それと、実家のすぐ近くに日本総研の寮があって、社名を知っていたことも志望のきっかけでした」
  とはいえ、それだけが理由ではない。プログラミング設計の考え方は、機械設計と共通するところがあり、違和感がなかったのだという。

 当初は金融系システムの開発に付き、3年目からは証券会社のシステム開発支援に専念することとなる。2000年頃からの相次ぐ金融機関の再編で、仕事は途切れることがなかった。新しくシステムを開発する案件もあれば、システムを統合する案件、そして急激なITの発達に伴う新機能の追加など、「証券会社のシステム構築は、わたしのキャリアの原体験となりました」という。

 JSOLのITプロフェッショナル認定にチャレンジしようと考えたのは、ちょうど保険会社のプロジェクトが終わった頃である。

 「多くのPMがそうでしょうが、PMは、自分自身でモノを作るわけではなく、メンバーを介して成果を上げる必要があるので、自分自身ではなくメンバーのスキルアップを何より気にします。そのためか、自分の成長やスキルアップを客観的に実感することが少ないのです。世の中の進み具合と比べて自分は前にいるのか後ろにいるのかが分からなくなる。相対的な座標軸を得て、自分がどこにいるのかを知りたくてITプロフェッショナルの認定に手を挙げました」

 ITプロフェッショナル認定に手を挙げたのにはもう一つ理由があった。証券会社のシステム構築が一段落して以降、小林は、緊急に手直しが必要なプロジェクトにばかり回されている気がしていた。確かにトラブルが発生しそうな案件を事前に立て直したりした自負はあったが、なぜ自分ばかりに、とも思えたのだ。

 「難しい案件に投入される理由がほしかったんですね。ITプロフェッショナルの認定があるのならば、自分でも素直に会社の指示を受け入れられると思ったのです」

(2009年09月現在)

人としてのPMのジレンマを超えるためのスキル移転→


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