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“顧客に学び、さまざまな業務パターンに対応したテンプレートをつくる

 JSOLの「J-Model」は、会計、販売、購買、生産、人事、品質管理などのコアモジュールだけでなく、競争が激化するなかで重要性が増している需要分析、経営判断に資する経営分析なども含めたテンプレートをオール・イン・ワンで提供している。さらに電子商取引(EDI)やWeb上での経費入力、CRM(Customer Relationship Management)、工場や物流センターのローカルシステム(製造実行管理:MES、品質情報管理:LIMS、倉庫管理システム:WMS)との連携など豊富なオプション群を備えている。
 これほど多様なテンプレートやオプションを備えているのは「J-Model」だけである。

 「J-Model」の原点が、高田がかねてから取り組んできたERP導入方法論「Thinkist」だ。その構想と内容は、「J-Model」に引き継がれ、現在のERP導入方法論の標準化の基点になっている。

 「テンプレートの開発や改善を進めてきて重要だと確信したのは、多様な業務プロセスパターンを部品化できるか、さらに、お客様の事業形態や規模に応じて最適な組み合わせを選択してパッケージ化ができるかということです。豊富な業務プロセスパターンを備え、かつ、お客様の要件に合った最適なものを選択して、スピーディに立ち上げることができるようにしておかなければなりません。」

アプリケーションコンサルタント 高田 理紀

 システムを、業界や企業の仕事のやり方に合わせるのであれば、最初からすべてをカスタマイズすれば良い。しかし、それでは柔軟性は確保されても、構築期間が長引き、費用もかさむ。一方、テンプレートを活用すれば短期間にローコストでシステムを構築できる。つまり、顧客の目標や業務プロセスにマッチするやり方を、引き出しからスッと出すのである。高田がJSOLに入社した1996年当時は、SAPをベースとしたシステムの構築には2〜3年かかっていた。しかし現在は、要件定義から稼動まで1年というのが当たり前となり、それより短いケースもある。当然、構築費用は少なくて済む。

 「1つの業務に1つのひな型というのではなく、対応できるいくつものひな型を持つ。そうすることで、システム構築が楽になると同時に、お客様は自分の形にあった柔軟性を確保できる。さまざまな業務プロセスパターンを知り、対応できるテンプレートを持つ優位性とは、そういう部分にあります」

 高田がPMとして担当したプロジェクトでは、顧客が事業形態そのものを大きく再構築する、または新しい事業を立ち上げるという一大プロジェクトに付随して、基幹システムを再構築するといったプロジェクトがあった。そうした、事業改革は、経営の根幹に関わるものであり、M&Aなどと同様に一気呵成に進められることが多い。当然、システム構築は、そのスピードに対応できなければならず、システムの完成、安定稼動が成否の一端を握っているとも言える。事業改革であるからには、組織や業務そのものが大きく変わる。そうした業務設計から、システムの設計、開発をスピーディに進めるためには、イチから作っていたのでは到底間に合わず、テンプレートが大きな威力を発揮する。

 高田は顧客と協力しあいながら、テンプレートの効果をフル活用して、システム構築、事業の立ち上げを推進し、幾多の問題やトラブルに対してこれまで培ったノウハウを全て注ぎ、顧客を支援しながら、なんとか乗り切ることができた。

 「事業改革という、顧客の重要決断を支え、その事業の基盤としてSAPを導入し、かつテンプレートでスムーズにスタートを切れたのは画期的なことだと自負しています。このプロジェクトは、お客様の業務内容を深く学べたこと、テンプレートの戦略的有効性を確認できたこと、さらにテンプレートに新たなノウハウを盛り込めたことなど、私たちにとっても意義深いものとなりました」

(2010年02月現在)

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