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PTによる詳細な作業分析で、まったく新しい監視手法を構築

 A社への導入プロジェクトは、予定よりも4カ月ほど遅れ、2013年8月に稼働を始めた。まず親会社と一部子会社から始動。以後、他の子会社を含めたグループでの稼働が順次、始まっている。

 「4カ月遅れとなったのは残念でしたが、結果的にはお客様から新たな信頼をいただくことができました。NTTデータグループの支援や、新しいシステムに取り組む私たちの意気込みと底力を評価していただけたと思っています」

 住田のBiz∫に関わるプロジェクト経験は、次なるサービスの創造へとつながった。Biz∫の「クラウド環境への導入サービス」だ。
 クラウド環境の利用は、初期コストの削減や導入期間の短縮というメリットが大きく、現在、最も注目されているIT利用と言える。そこで住田は、JSOLの業務ノウハウを活用したBiz∫の推奨設定を定め、カスタマイズ(追加開発)をしないで利用できるモデルを開発したのである。

 具体的には、(1)プロジェクトを推進するにあたり必要な決定事項を事前に一覧化した「決定事項一覧」、(2)業務ユーザーの視点で利用方法を紹介する「業務イメージ説明書」、(3)必要なマスタ・残高データを作成するための「入力シート」などを予め準備することで、プロジェクトを効率的に推進する。プロジェクトのキックオフから最短で4カ月でシステム設定の完了が可能だ。
 インフラ面では、クラウド環境として多くの実績を有する「アマゾン・ウェブ・サービス=AWS」を活用する。AWSは、従量課金で利用できるクラウドだが、新しい導入サービスは、AWSに標準対応。これによりハードウェアの調達期間の短縮やオンデマンドでのハードウェアの利用が可能になり、初期費用や運用費用の負担が大幅に軽減される。
 さらには、クラウド導入モデルへの適合性を効果的かつ効率的に判断するための「クイック導入診断」も用意した。

プロジェクトマネジャー 住田貴敏

 2013年2月から始まった新たなBiz∫会計導入案件は、このクラウドサービスと、基幹システムの再構築に関する構想策定で示した「ITロードマップ」の2つが、顧客企業の高い評価を得て契約にこぎ着けたものだった。これまでのプロジェクトを通して住田が蓄積した知見とマネジメント手法、さらに「私たちは今どこにいて、どこに行こうとするのかを具体的に共有してこそシステム開発は成功する」という考え方を明確に示せたのである。

 その上で住田は、PMの重要な資質の一つとして、「視点の位置の大切さ」を強調する。つまり、自分たちの視点ばかりで考えても上手くいかない、逆に顧客の視点ばかりで考えても上手くいかない。特に顧客の視点は、「お客様本位」であるのは大切なことだが、要望をすべて受け入れていては要件定義が膨大で複雑になり、開発が遅れたり、システムが使いにくくなったりして、結果的に顧客に迷惑をかけてしまうことがある。
 このバランスの見極めがPMの腕の見せ所であり、「そのためには顧客企業自身や業界事情、さらに企業を取り巻く制度改革などについての深い理解がなければなりません」と言う。

(2014年04月現在)

腹に落ちるまで現場を理解できなければ仕事はできない→


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