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エアバッグの設計・開発を飛躍的に加速させる「JFOLD」

 近年の林の取り組みでまず紹介すべきなのが、「LS-DYNAによるエアバッグ折り畳み設計支援システム JFOLD」の開発だろう。2013年7月にVer.1がリリースされ、ユーザーからの支持と機能追加要望を得て15年1月には機能を大幅に拡張したVer.2がリリースされた。
 JFOLDは、LS-DYNAにより自動車エアバッグの折り畳みモデルを作成するためのソフトウエアだ。自動車エアバッグは衝突事故時に乗員を保護する重要な拘束装置であり、高い安全性能が求められる自動車の必須装備と言っても過言ではない。エアバッグは小さく折り畳まれてステアリング・ホイールやインパネ、シートなどに格納されている。衝突時にエアバッグが展開する時、その折り畳み方で展開挙動が変化することが知られている。

アプリケーションコンサルタント 林 信哉

 「エアバッグはできるだけ速く膨らんで乗員を保護することが理想的ですが、簡単ではありません。例えば、乗員が設計上の乗車姿勢とは異なる"アウト・オブ・ポジション"の姿勢でいるとエアバッグの展開中に乗員と接触します。この時、逆に乗員が傷害を受ける恐れがあるため、折り畳み方を工夫して展開挙動を適切にコントロールする必要があります。このためエアバッグの折り畳み方は年々複雑化する傾向にありますが、複雑に折り畳まれたエアバッグモデルを作成することは簡単ではなく、これがCAEによるエアバッグ開発を難しくさせています」

 一般的にはエアバッグの形状(CAD)データは折り畳む前の平面的なデータしかなく、折り畳み方は手引書で用意されている。つまり、折り畳まれた形状データは存在しないのだ。JFOLDは、この折り畳まれたモデルを作り出すことができる。

エアバッグの展開挙動のシミュレーション例

エアバッグの展開挙動のシミュレーション例

(2015年04月現在)

さまざまな折り畳みパターンと挙動展開をシミュレーション→


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