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5年後を見据えた人たちとの学び

 今でこそ、「モータの損失特性については知識や経験を有している」と自負できるものの、当初から学びの日々だった。

 成田は、1973年生まれ。「天文少年」で、なんの迷いもなく名古屋大学理学部に進み、宇宙物理学を専攻した。大学院でも研究を進めたが、「大学院での実験が本当に下手で、ものづくりには向いていないと自覚させられました」。卒業後に入社したのが日本総合研究所(現・JSOL)で、サイエンス事業部に配属された。それが1998年のこと。

 ちょうど電磁界解析ソフトウエアが注目され、普及に弾みが付いた頃だった。そもそもJMAGは、JSOLの開発陣が学会などに学び、最先端の解析手法を盛り込み続ける形でユーザーの支持を得てきたソフトウエアだ。

 「当時はJMAGの担当者はまだ多くなく、開発もサポートもなんでもやらなければいけませんでした。そうした経験からユーザーの現場課題に学ぶことの重要さ、それに応えるために大学や学会で学ぶことの重要さ、の2つを先輩たちから徹底的に叩き込まれました」

アプリケーションコンサルタント 成田 一行

 損失問題でも、電気学会の調査専門委員会の幹事補佐を務めたり、大学やメーカーの研究者に呼びかけた独自の勉強会を続けている。課題発掘から先行開発、製品リリース、啓蒙という今のスタイルは、地道な学びのなかから形づくられてきたものだ。

 「勉強会には、メーカーのR&D部門の人たちが参加してくださっています。彼らは、5年先の課題を考えるような人たちであり、JMAGがどのような機能を備えるべきなのかを的確に示唆してくれています。損失問題はまだまだ課題の多いテーマですが、だからこそ挑み続ける価値があると思っています」

 損失問題という難しいテーマを、省くものは省いて分かりやすく説明しようとしてくれているのが、インタビューを通じて分かる。その優しい姿勢と深い理解を含めて、「科学の人」なのだとつくづく感じさせる。
 一方で、『下町ロケット』の池井戸潤が好きで、世界史や中国史、イタリア史なども読み漁っていると言う。「塩野七生さんは大好きですよ」。天文少年だっただけに、何か大きな視点で本質をつかもうとする傾向があるのだろうか。

 5年前に結婚。「妻との共通した生涯の趣味にしよう」とゴルフを始めた。多い年には月2のペースで回ったが、2年前に腰を痛めて現在は休戦中。
 「ゴルフの何がそんなに面白いですか」と聞くと、「練習場ではうまく打てても、ゴルフ場ではうまく打てない。悔しいけど、そこが面白い」。自分のゴルフについては、解析・シミュレーション通りにはいかないが、やはり根っから解析・シミュレーションの人なのだ。

(2016年01月現在)


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