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クラウドを将来にわたって長く活用する鍵は柔軟性

 私の仕事は、お客様にメリットがある技術を取り入れながら、コストやリスクを抑えつつ、インフラ全体の構想を考えることです。

 デジタルビジネスという言葉があるように、企業においてICTシステムの重要性は大きくなる一方であり、いかに活用できるかが、ビジネスの成功に直結している、といっても過言ではありません。

 しかし、真にビジネスを成長させるシステムを構築するのであれば、社会の変化、ビジネスの進化、ユーザーニーズに合わせて柔軟性を持つことは必須です。当然、インフラにおいても、構築段階で、将来どのような変更が想定できるかを見越して、柔軟に変えられるように設計しなくてはいけないのです。

 インフラの柔軟性とはどういうことでしょう。例えば、サーバーの構成を変更する、ストレージの容量を増やすなどが挙げられます。しかしこれは、従来のオンプレミス環境のサーバー仮想化でも対応できていた変更といえます。それ以外にも、以前からあった機能のうちの一部を、新たにリリースされたクラウドサービスに置き換えることなどが考えられます。

 また外部要因から変更を迫られることもあります。例えば、新しいタイプのサイバー攻撃が発生し従来のままでは対策が難しい場合には、攻撃を防ぐためのセキュアなネットワークを追加するといったこともあるでしょう。

 サーバー、ストレージ、ネットワークの仮想化などによって、そのような柔軟性を実現できますが、ただその技術を取り入れるのでなく、運用に移ってからも効率よく変更しやすいように設計しておくことが重要になるのです。

仮想化によって急増したサーバー。運用対象も増加

 仮想化が普及してから顕著なのが、仮想サーバーなどの急増です。かつてはサーバー増設場合、新たなハードの購入、設計・構築が必要でした。しかし、仮想化が主流になってからは手軽にサーバーを増やせるようになりました。その反面、管理すべき対象も増加してしまい、運用側の負担増加をもたらす結果となってしまいました。

ITアーキテクト 川邊 哲也

 そこでいかに稼働後の負担を軽減できるように設計できるかがポイントになります。この業界では、「ここまでは構築しているので、あとは運用でカバー」というような言葉をたびたび耳にします。しかしその手の運用は人手を使って対処しなければいけません。人手がかかることであれば、時間も手間も、そしてコストも増えます。そして実際にトラブルが発生してしまうと、最終的にはお客様に迷惑をかけることになりかねません。

 それが分かっているからこそ、いかに設計、開発段階で先を見通すことが大切になります。もちろん、将来起こりうることのすべてを見通すことは不可能ですが、深く検討を重ねて設計することが、長期間にわたって使うICTシステムの安定運用につながるのです。

 インフラの専門家として私は、お客様が利用されている間は価値を提供し続けたいと考えています。インフラの検証、運用の難易度は高くなりつつありますが、ニーズに応えるために柔軟、かつスピーディーに変更可能なインフラを提供できるように努力しています。

(2018年08月現在)

ICTインフラの鍵は自動化。素早さがお客様のビジネスのスピードアップにも→


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