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ICTインフラの鍵は自動化。素早さがお客様のビジネスのスピードアップにも

 これからのICTインフラの開発、運用の鍵になるものとしては、自動化が挙げられます。

ITアーキテクト 川邊 哲也

 ここで言う自動化とは、従来スタッフが行っていたインフラの構築、運用を、ツールなどを使って自動的に実行することですが、運用に対しては最近始まったことではありません。メインフレームの時代から、ジョブの自動実行などは当然のように使われていました。しかし最近の自動化は、当時のものとは様変わりし、インフラ構築や構成変更、テストなどをスピーディーに行うことを目的として使われています。

 この流れの理由も、やはりシステムがビジネス要求に迅速に応えなければならないという点にあります。アプリケーションの変化に俊敏性を求められるということは、その土台であるインフラの構築、変更にも素早さが求められるということです。そのためには、従来通り、人手で構築、変更するのではなく、積極的に自動化技術を取り入れていかなければなりません。そうでないと、インフラがシステム全体の足かせ、それどころかビジネスの足かせになってしまいます。

 インフラの構築、運用を自動化するためには、構築や運用の手順をプログラムとして記述する必要があります。これまでのインフラエンジニアはアプリケーション開発者と比べるとプログラムを書くことは少なく、必須スキルというわけでもありませんでした。今後はインフラエンジニアにもプログラミングやソフトウェア開発のスキルが必須になっていくでしょう。

ベンダー同士の関係性にも変化。お客様第一の姿勢で協力体制

 このような変化のなか、ベンダーやSIerとの協力の形も変わってきたことも実感しています。それを特に感じたのは、2つの会社が合併した際のシステム統合でした。合併前はそれぞれの会社が別々のベンダー、SIerを使っていました。当社もICTサービスコーディネーターとして、一方の会社から請け負っていました。

 合併にあたってはシステム、およびネットワークなどのインフラの統合が必要となります。このケースでは、お客様を交えた3社、ときにはお客様を交えず、エンジニア同士が膝を突き合わせて、さまざまな議論を行いました。エンジニア同士の話し合いなら、細かい技術的な話も具体的に議論できることもスムーズに進んだ要因です。

 印象的だったのは互いに腹を割って、どうすればシステム統合を成功に導けるのかを相談できたことです。昔だったら、秘密を明かさずに交渉を続けて、中途半端な統合に陥っていたかもしれません。しかしこのときは、必要な情報を交換し、助け合いながら統合を成功に導きました。

 私にとって、このプロジェクトは大きな糧となりました。こちらが壁を作って秘密を守りながら交渉に臨むと相手も同じような対応をしたでしょう。しかしお客様第一という姿勢で応対すると、相手も協力してくれました。ベンダー同士が深い信頼関係を結べたこと。それがプロジェクトの成功の大きな鍵となったのです。

(2018年08月現在)

いずれは「インフラエンジニア」という言葉がなくなるかもしれない→


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