株式会社JSOL(以下 JSOL)は、Fintech分野におけるAIの業務適用を強化していくため、国立研究開発法人産業技術総合研究所(以下 産総研)と8月1日に技術コンサルティング契約を締結しました。

 このたび、JSOLは産総研と、金融業界のサービス・業務高度化に向けた実データに対する確率モデリング技術(※1)に関する技術コンサルティング契約を締結し、確率モデリングの適用に関する技術アドバイスを受けることになりました。JSOLは株式会社三井住友フィナンシャルグループ、株式会社三井住友銀行を始め、Fintech分野においてAIの業務適用を進めています(2016/9/2ニュースリリース参照)。今回の産総研との契約により、AIの業務適用をより加速させるとともに、産総研が持つAI技術と、JSOLの金融事業領域の社会課題・顧客課題を掛け合わせ、お客様への利便性の高いサービスの提供や企業の業務の高度化・自動化を担う独自のAIの研究開発を行います。

 JSOLでは、このような産学官連携の取り組みを多く進めるとともに、研究分野に関わる産業と連携したうえで、成長を促す取り組みを続けていきます。

用語の解説

(※1)確率モデリング技術
産総研では、さまざまなデバイスから得られる実世界のビッグデータと、人が持つ知識の両方を融合し、高度なタスクを実行する人工知能を学習させる確率モデリング技術の開発を進めています。この人工知能技術の研究により、データの背後にある構造や関係などの知識を発見する技術を開発し、従来の情報処理を高度なものにすることでさまざまな産業の生産性と付加価値を向上しています。

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本取り組みに関するお問い合わせ先

株式会社JSOL 金融・公共ビジネス事業部 物部
TEL:080-8487-6518 FAX:03-5859-6033