株式会社JSOL(以下 JSOL)は、SAPジャパン株式会社(以下 SAP)のクラウドベースのアナリティクスソリューション「SAP® Analytics Cloud」を活用した経営分析ソリューション「J-Model Intelligent Analytics」の提供を10月1日より開始します。

 経営指標の把握、分析をする際に必要な分析テンプレートがあらかじめSAP® Analytics Cloud上に準備されているため、企業は、経営分析ツールの短期間での導入、利用開始が可能となります。

背景および概要

 企業が経営のデジタル化を進めるうえで、経営指標を把握し、変化するビジネス環境に対する判断を迅速に行うために、ビジネスインテリジェンス(以下 BI)ツールの役割は大きくなっています。
 ただ、既に多くの企業がBIツールを導入、活用をしているものの、レポートの多様化、複雑化、当初要件からの変更、レスポンスの悪化といった事情から、これらを十分に活用できなくなっているケースも多いのが実情です。

 SAP® Analytics CloudはSAP® Cloud Platform上に構築されたクラウドベースのアナリティクスソリューションで、BI機能に加え、計画、予測分析などの機能も集約されたソリューションです。また拡張性にも優れており、少人数から利用ができるといった特徴もあります。
 こうした特徴をもつSAP® Analytics Cloud上に、当社のBIツールの導入実績やノウハウを元に、企業の経営分析に必要な要件をあらかじめテンプレートとして準備することで、安価、短期間での導入、利用開始を可能としました。

 また導入時においては、要件との乖離を防ぐためにSAP® Analytics Cloudの特徴を生かし、まずExcelで情報をアップロードし、少人数から試行することで利用イメージをつかみます。その後徐々に利用ユーザーを拡大し、SAP® Analytics Cloudの持つ計画機能や予測分析機能の適用、基幹システムとの連動を進めることで、企業のニーズ、要望に応じたステップで活用し、デジタル経営の高度化に資するソリューションとなっています。
 特にSAP S/4HANA®とのデータ連携においては、リアルタイムにデータへのアクセスを可能とすることで、ビジネス環境の変化を即時に把握、判断することが可能になるといった特徴があります。

J-Model Intelligent Analytic 経営分析テンプレ—ト

J-Model Intelligent Analyticsイメージ

ご利用想定企業、今後の展開

 「J-Model Intelligent Analytics」の想定利用ユーザーは業界を問わず、BIツールを導入検討されている企業のほか、すでにBIツールを導入しているものの、更改や用途に応じたBIツールの使い分けを検討されている企業を想定しています。

 また価格体系は利用人数、規模に応じて3パターンを用意しており、最小構成では5ユーザーからの利用で、「J-Model Intelligent Analytics」活用コンサルティングを含む導入費が300万円、年間利用料を21.6万円としています。

 「J-Model Intelligent Analytics」はSAPの「パートナー・パッケージ・ソリューション承認制度(※1)」により承認されているソリューションで大企業から中堅、中小企業まで幅広く活用いただくことで年間20社の採用を目標としております。

(※1)中堅中小企業がより早く導入効果を体感することが可能なソリューションをSAPが認定する制度。

株式会社JSOL

(本社:東京都中央区、代表取締役社長:前川 雅俊)

JSOLは、ICTコンサルティングからシステム構築・運用までの一貫したサービスで、お客様のより幅広いニーズにお応えできるICTサービスコーディネーターです。
2009年1月、NTTデータとの業務・資本提携により、社名を株式会社JSOLに変更するとともに、NTTデータグループおよびSMBCグループの一員として、お客様のビジネスに貢献できるICTソリューションの提供に取り組んでいます。

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