昨今では、AI技術の飛躍的進歩や企業におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)の進展を例として、数理科学の重要性がさまざまな分野でますます認識されつつあります。
アカデミアでは、宇宙、材料、生命、医療などの分野における研究拠点が作られ、そこでは数理科学の専門家がそれぞれの分野の研究活動の中で重要な役割を果たすようになっています。
一方、産業界でも”数学が持つ普遍性”や”データ解析による定量性・予測性”が有用であると考えられるようになり、自社の事業に対し積極的に数理科学を活用する企業もあらわれてきています。

このシンポジウムでは、数理科学を駆使した研究の社会への還元、実装をミッションとした研究を進めている研究者が集結し、最先端の研究成果に基づき「社会課題は数理科学で解決できる!?-試みと課題-」と題して、数理科学の社会における役割について議論します。

開催概要

日時

2021年10月26日(火)10:00~17:00

詳細・お申し込み

(イベントの詳細、お申し込みはJST未来社会創造事業のWEBサイトをご覧ください)

会場

名古屋大学 野依記念学術交流館でのオンサイトおよびZoomによるオンラインのハイブリッド開催

参加費

無料(事前登録制)

主催

JST(科学技術振興機構)未来社会創造事業「共通基盤」領域
・坂上課題「包括的トポロジカルデータ解析共通数理基盤の実現」
・岩見課題「多階層数理モデルに基づく経時的ゲノム進化動態の定量的解析基盤の構築」

共催

九州大学 マス・フォア・インダストリ研究所(IMI)、理化学研究所 数理創造プログラム(iTHEMS)

後援

株式会社理研数理、株式会社JSOL、京都大学大学院理学研究科附属サイエンス連携探索センター(SACRA)
コーディネート:名古屋大学大学院理学研究科生命理学専攻・異分野融合生物学研究室(iBLab)

プログラム

10:00-10:10

長我部信行・株式会社日立製作所
「ご挨拶」

10:10-10:20

坂上貴之・京都大学理学研究科 数学・数理解析専攻
「シンポジウムのねらい」

10:20-12:00

【第1部:数理課題抽出の「壁」を超える】  司会進行:岩見真吾(名古屋大学)

10:20-10:50
入江広隆・株式会社デンソー 先端技術研究所/理化学研究所 数理創造プログラム(iTHEMS)
「量子コンピューティングの社会実用に向けての数理課題とその取り組み」

10:50-11:20
河原吉伸・九州大学 マス・フォア・インダストリ研究所(IMI)/理化学研究所 革新知能統合研究センター(AIP)
「社会課題とデータをつなぐ数理の役割と機械学習」

11:20-11:40
井元佑介・京都大学高等研究院 ヒト生物学高等研究拠点 (ASHBi)
「シングルセル生物学の数理的課題と挑戦:シングルセルデータ解析における数理基盤の確立に向けて」

11:40-12:00
野下浩司・九州大学大学院理学研究院 生物科学部門
「フェノタイピングの問題としての「かたち」の定量化:暗黙知の形式化へ向けて」

13:00-16:00

【第2部:数理研究実装の「谷」をわたる】 司会進行:坂上貴之(京都大学)

13:00-13:20
岩見真吾・名古屋大学大学院理学研究科 生命理学専攻
「数理モデルのポストモダン:産業界への貢献と個々の限界」

13:20-13:40
坂上貴之・京都大学理学研究科 数学・数理解析専攻
「京大理学におけるMathClinicの取り組み~成果と課題」

13:40-14:00
佐伯修・九州大学 マス・フォア・インダストリ研究所(IMI)
「九大IMIにおける産業界・諸科学分野との連携と人材育成の取組」

14:00-14:20
初田哲男・理化学研究所 数理創造プログラム(iTHEMS)
「理研iTHEMSにおける数理科学の社会実装に向けた取り組み」

休憩

14:30-15:00
蓮尾一郎・国立情報学研究所 アーキテクチャ科学研究系
「数学的証明の社会・産業応用—ICTシステムの信頼性保証と,Science of Sciences としての社会貢献」

15:00-15:30
大田佳宏・Arithmer 株式会社
「数理科学とAIを用いた社会課題の解決事例」

15:30-16:00
若山正人・JST研究開発戦略センター/東京理科大学
「数学・数理科学に対する海外の社会状況」

16:10-17:00

【第3部:課題抽出の「壁」と研究実装の「谷」を克服する】

■ パネルディスカッション(ファシリテーター:坂上貴之・京都大学、岩見真吾・名古屋大学)
「研究と実装のあいだ:課題抽出の「壁」と研究実装の「谷」」

■ パネリスト
1.若山正人・東京理科大学
2.大田佳宏・Arithmer 株式会社
3.蓮尾一郎・国立情報学研究所
4.佐伯修・九州大学 マス・フォア・インダストリ研究所(IMI)
5.初田哲男・理化学研究所 数理創造プログラム(iTHEMS)
6.長我部信行・株式会社日立製作所
7.西浦廉政・北海道大学
8.合原一幸・東京大学

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株式会社JSOL 創発ビジネスセンター rikensuuri_info@s1.jsol.co.jp
株式会社理研数理 info@riken-suuri.jp

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