JSOLの数理計画と先端ICTを通じて、次代の“食”と農業の課題解決を促進

JSOLは、「投資<利益」を段階的に拡大させる成長モデルをベースに、ソリューション設計を行うことで収穫・出荷などの予測を高度化し、資源管理・販売といった農業経営全体の効率化に取り組んでいます。生産者様以外にも、流通・食品メーカー・金融・研究機関など皆様からの賛同・支援で進めており、今まで存在しなかったデータとその活用技術が、サイエンティストネットワーク(アライアンス)を通じて集積し始めています。JSOLは、次代を生きる世界中の人たちに向け、“食”と農業を未来につなげるスマート農業に挑戦しています。

業務

業種

キーワード

こんな課題にJSOLがお答えします

課題

  • 最先端技術の導入・実証を行い、実態に即した農業の高度化を進めたい。

  • 栽培履歴や出荷データを活用し、営農業務に役立てたい。

  • 経験に頼っていた販売計画の立案を、データに基づいて実行したい。

JSOLバリュー

  • 数理計画を実現し、連携研究の取り組み実績(農業法人様、研究機関様と実施)を提供。

  • 農業現場の知見・データを元にした、産地全体の出荷予測モデル構築およびデータ分析実績を提供。

サービス内容

農業経営全般の高度化・効率化

数理計画(収穫予測・需要予測・リスク予測)を中核として、農業経営者様や流通・卸・小売などの各業種様、および金融機関様・保険会社様との連携を図り、農業の生産管理から販売管理、受発注管理、財務管理にいたる農業経営全般の高度化・効率化と、収益拡大をめざす体系を構築します。

農業経営全般の高度化・効率化イメージ

数理計画

JSOLおよび共同研究機関において、栽培履歴書や出荷予定・出荷実績データ、品種・エリア・農家の特性・代表的リスクヒアリング結果などを元に分析を行い、数理計画を実現(需要・収穫・出荷リスク予測結果を還元)します。

数理計画の実績例

JA香川県様:出荷予測に関する取り組み

JSOL-SDGs 農作物出荷予測モデルの産地適用

露地栽培における過去実績データ(栽培履歴データや出荷実績データ、歩留まりなど)を元に、統計分析で出荷量を予測し、生育調査などの時間削減と、経験の浅い担当者様でも事前に出荷見込を把握できる出荷予測モデルを設計しました。同モデルを活用することで、戦略的な価格設定を行うことができ、農業従事者様の所得向上に貢献します。また、販売事業においても戦略的な有利販売を促進し、農業従事者様の所得向上をめざしています。(詳細は、下記「関連リンク」のニュースリリース「農作物の出荷予測モデル設計コンサルティングサービス提供開始」、「ブロッコリーの出荷予測モデルを開発・実証開始」をご参照ください。)

JA香川県様:出荷予測に関する取組みイメージ

滋賀大学様・理化学研究所様・東馬場農園様:さきがけ事業

文部科学省「さきがけ」事業の1つとして、遺伝子発現データなどを用いた数理的解析手法による、生長予測技術の開発に向けた取り組みを実施しました。本取り組みでは、作物栽培において経時的に測定される環境データと、理化学研究所様から提供される作物の生育プロセスで得られる遺伝子発現データなどを元に、生長予測技術の構築を行います。本技術を用いて生長状態や収量の予測を行なうことで、生産・販売調整の最適化による廃棄ロスの削減や、人材配置など経営管理の高度化を実現します。(詳細は、下記「関連リンク」のニュースリリース「遺伝子発現データなどを用いた生長予測技術の開発に向けJSOL、滋賀大学が共同で取り組み開始」をご参照ください。)

滋賀大学様・理化学研究所様・東馬場農園様:さきがけ事業イメージ