株式会社JSOL(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:永井 健志 以下、JSOL)は、統合CSIRTサービス「J's ARMORTM」※1にAI機能「問い合わせ対応・問診対応」を新たに追加し、2025年12月より提供を開始しました。これまで人手で対応していたセキュリティー関連の問い合わせや問診業務についてAIを活用して自動化することで、作業工数を従来と比べて約50%削減、リードタイムを半減することが可能となりました。これにより、TCO(Total Cost of Ownershipの略。全期間にかかる費用の総額のこと)の削減と、セキュリティーインシデントリスクの速やかな極小化を実現します。
統合CSIRTサービス「J's ARMOR™」とは
近年、サイバー攻撃の急増とIT環境の複雑化により、企業には高度な専門性を持つ人材による迅速なインシデント対応体制やCSIRTの設置が求められる一方で、人材不足からアウトソーシングも検討せざるを得ない状況が生じています。
こうした中、JSOLが2025年10月より提供を開始した統合CSIRTサービス「J's ARMORTM」は、教育や訓練、脆弱性管理といったCSIRTの各々の機能について、それぞれの業界に適合させた形で業務プロセスを標準化したもので、自社で独自にCSIRTを立ち上げる場合と比較してコストを最大50%削減※2することが可能となります。さらに、各企業の個別事情に合わせた業務についても、柔軟に追加することができます。
AI機能の特徴
そして今回、J's ARMOR™に新たにAI機能を追加しました。企業外に情報を出さないローカルLLM(大規模言語モデル)(AI)と外部データを組み合わせて回答精度を高める仕組み(RAG)、LLMを検索専用モードで活用することで、不審メール受信時の影響確認といった頻度の高い「IT利用者からの問い合わせ」対応について、効率化・高速化を実現します。さらにAIの活用領域は機能拡張を進め、幅広いCSIRT業務を継続的に支援します。
今回追加するAI機能の「問い合わせ対応・問診対応」では、問い合わせの自動回答・インシデント関連の問診・履歴の自動管理・ハイブリッドLLMを実装し、IT利用者からの不審メールの問い合わせや、アラート検知時の問診対応業務などを支援します。
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問い合わせの自動回答:
不審メール受信時の相談などのセキュリティー相談や組織のセキュリティーポリシーやガイドライン、ルール、FAQなど、汎用的な問い合わせをAIが自動的に回答 -
インシデント関連の問診:
不審メールを開いた場合の報告・相談などをAIが自動的に問診を行い、対応内容を案内 -
履歴の自動管理:
問い合わせ・問診などの対応履歴を自動管理し、ナレッジとして活用して回答品質を向上 -
ハイブリッドLLM:
ローカルLLMをベースに組織のナレッジデータ(RAG)とインターネット上の最新情報の検索結果を活用し、組織固有の環境を考慮した精度の高い回答を実現
実際に導入いただいたお客さまでは、従来の「セキュリティー相談」業務の工数が50%削減され、セキュリティー担当者がより高度な業務に専念できる環境が整いました。

今後の機能拡張予定
J's ARMOR™は今後、AIの活用領域をさらに広げ、スピーディーな対応とコスト低減を実現する機能の拡充を順次進めていきます。例えば、高まるサイバーセキュリティーの脅威への対応や、クラウド利用拡大などにより、手間(時間)がかかっていたメールやWEBアクセス申請を自動化するといった機能のほか、経営層向けレポートの作成支援、ソフトウエアおよびSaaSのリスク診断(ポリシー、コンプライアンス、契約条項、データ管理などの自動チェック)といった機能強化を視野に入れています。
JSOLはこれからも、より多くの企業に対してセキュリティーインシデントの低減や発生時の影響の最小化に貢献し顧客ニーズに応じたソリューション機能の充実を進めていきます。そして、統合CSIRTの販売促進を含むサイバーセキュリティー領域で、2030年度には売上高100億円の達成を目指します。
※1 J's ARMOR™:J's AI-driven Resilience and Management for Organizational security Risk の略称 商標出願中
※2 コスト削減効果:一定の条件を設定した当社独自の試算
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