株式会社JSOL(以下、JSOL)は、大阪成蹊大学データサイエンス学部が実施する「企業等連携PBL」授業において、構造シミュレーション技術を活用した課題を提供し、学生の主体的な学びを支援しました。(2025年4月~7月 全4回)大阪成蹊大学では、実社会の課題を題材にしたPBL※を通じて、学生が自ら考え、データを活用しながら解決策を導く教育に力を入れており、今回の取り組みもその一環として実施されました。

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    PBL(Project-Based Learning:課題解決型学習)授業とは、提示された課題に学生たちがグループで調査や議論し課題解決を行う教育手法で、主体的に学ぶことができる学習形式の1つです。

大阪成蹊大学

大学の教育方針に沿った課題提供とCAE活用支援

JSOLは、同大学が重視する「実践的なデータ活用力の育成」に貢献するため、製品設計の現場で活用されるCAE技術を題材とした以下の課題を提示しました。

  • Ansys LS-DYNAによるスマートフォン落下時のガラス割れの可視化

  • 保護ケース装着時の割れ防止効果の予測

  • Ansys LS-TaSCを用いた保護ケース形状のトポロジー最適化

授業では、教員の皆さまが学生の議論を丁寧に導き、JSOLはシミュレーションモデルの提供や操作説明、検討の進め方の助言を行う形で連携しました。大学と企業が役割を分担しながら、学生が主体的に学べる環境が整えられていたことが印象的でした。

学生の成果とPBLの実践

本課題に取り組んだ4名の学生は、落下衝撃によるガラス破損のメカニズム理解から、最適な保護ケース形状の提案までを一連のプロセスとしてまとめ上げました。 その成果が評価され、学部代表として第9回“大阪成蹊カップ”プレゼンテーション大会に出場し、「スマートフォン保護ケースを考えてみる」と題した発表で最優秀賞を受賞しました。
今回の成果は、大学が推進されているPBL教育の中で、学生が主体的に学びを深めた結果だと感じています。

講義の様子
プレゼーション大会

今後の展望

身近な製品を題材に、シミュレーション技術の有効性やデータ活用の重要性を体験できたことは、学生にとって大きな学びとなったと考えています。JSOLは今後も大学との連携を通じて、実践的なデータサイエンス教育の支援を続けるとともに、CAE技術を活用したものづくりの発展に貢献してまいります。