株式会社JSOL(本社:東京都中央区、代表取締役社長:中村 充孝、以下「JSOL」)は、溶接、FSW、切削、き裂進展予測のシミュレーションソフトウェアMorfeo(モルフェオ)の販売を開始いたしました。

 金属を溶かして接合する溶接技術は、大型建築物、船舶、自動車、および工業プラントなど、さまざまなところで活用されています。しかし溶接では、熱や材料変化などの要因が複雑に絡み合うため、設計どおりの溶接構造物を組み立てるには、熟練工の経験と勘が欠かせません。Morfeoは、経験と勘に数値解析による合理性をプラスし、溶接技術のさらなる向上に貢献します。
 Morfeoは、溶接による熱ひずみや残留応力を高速に、かつ高精度に計算します。特に並列計算に優れており、大規模な構造物も計算することができます。入熱から冷却にいたるまでを過渡的に計算するため、溶接条件や溶接工程を詳細にシミュレーションすることが可能です。合理的な工程設計による寸法精度の向上が見込めるにとどまらず、矯正・修正にかかるコストも大幅に削減できます。また、ユーザインターフェースであるVIRFAC(VIRtual FACtory)は、設計者視点での直感的な操作が可能であり、設計案や工程案を数多く検討することを目的として開発されています。検討を重ねた数が、設計品質の向上やコスト削減につながります。

Morfeo 主な機能

溶融溶接解析、 摩擦攪拌接合(FSW)解析 、切削、応力解放による変形解析、き裂進展解析、相変態を考慮した強度分布解析、MPP、SMPによる(大規模)並列計算

VIRFAC 主な機能

CADモデルへの条件設定(熱源、溶接線)、自動メッシュ、結果表示

製品の詳細については、下記Webサイトをご覧ください。
http://jweld.jsol.co.jp/morfeo/index.html

なお、本日(7月24日)より東京コンファレンスセンター品川で開催する『LS-DYNA &JTAMPフォーラム 2013』でも、Morfeo、VIRFACについてご紹介しています。

株式会社JSOL

所在地

東京都中央区晴海2-5-24 晴海センタービル

代表者

代表取締役社長 中村 充孝

資本金

50億円

株主

株式会社NTTデータ、株式会社日本総合研究所

設立

2006年7月 (株)日本総合研究所より分社

事業内容

株式会社JSOL(旧社名:日本総研ソリューションズ)は、前身の日本総研時代から培ってきた高度な技術と業務ノウハウを基軸に、ITコンサルティングからシステム構築・運用までの一貫したサービスで、製造・流通・サービス・金融・公共などさまざまな業種のお客様のIT投資効果最大化に貢献するトータル・サービス・プロバイダーです。CAE分野では最先端のシミュレーション技術でお客様の「モノづくり」を支援してきました。2009年1月、NTTデータとの業務・資本提携により、社名を株式会社JSOLに変更すると共に、NTTデータグループ及び三井住友フィナンシャルグループの一員として、より幅広いニーズにお応えできるサービス・パートナーとして進化を遂げました。

  • 本リリースに記載されている内容は予告無く変更することがあります。

  • 本リリースに記載されている製品名、会社名は各社の商標または登録商標です。

ご照会先

一般のお客様
株式会社JSOL エンジニアリング本部 営業部
TEL:03-5859-6020 FAX03-5859-6035

報道関係者様
株式会社JSOL 経営企画本部 矢尾板
TEL:080-2514-5089 FAX:03-5859-6033