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農作業計画管理のAI自動化
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ベテランの知見データをAIチャットで即時活用
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農業×AI

農業が直面する課題は、単なる人手不足にとどまりません。基幹的農業従事者の平均年齢は2024年時点で69.2歳にも達しており、ベテラン農業者が長年かけて積み上げてきた栽培ノウハウや経験知が、世代交代とともに途絶えてしまうリスクが高まっています。また、農業経営者が担う作業スケジュール管理・受発注・日誌記録などの業務は多くがアナログで行われており、規模拡大を目指す農業法人にとって大きな障壁となっています。
地域によっては気候変動への適応として、これまで栽培実績の少なかった作物への転換も迫られており、経験のない作物を少人数で効率的に生産するための仕組みが急務となっています。
当社の取り組み
JSOLは日本総合研究所とともに農業現場のニーズを丁寧に分析し、栽培から経営管理まで多様なデータを統合する農業AIエージェントサービス「V-farmers®」の企画・開発・運用を担っています。
V-farmers®の機能は大きく二つあります。
一つが、作付計画の自動生成や天候・病害リスクに応じたスケジュール即時反映など、農業経営者の時間的負担が最も大きい作業計画管理のAI自動化。
もう一つが、ベテランの知見をデジタル化しAIチャットで即時参照できる栽培ナレッジ管理と多言語対応(インドネシア語・英語・ベトナム語など)です。
両社の共同研究において、2025年9月から2026年9月まで、みらい共創ファーム秋田で実証を行っています。同ファームは、三井住友銀行が2016年に農業法人などと共同で秋田県大潟村に設立した経営面積65ヘクタールの農業法人です。実証対象面積6ヘクタールのタマネギ圃場で、播種から収穫までの1年間の栽培サイクル全体にわたってV-farmers®の有効性を検証しています。また、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)が開発する農業特化型生成AIをプロトタイプに搭載し、AIの精度検証を実施しています。

2025年09月29日:ニュースリリース
社会への視点
JSOLは、社会課題の解決を事業創造の起点と捉え、ITとAIの力で持続可能な農業の未来を共創することを目指しています。V-farmers®は「儲かる農業」の実現に向けた取り組みであり、新規就農者の早期戦力化、気候変動に伴う品目転換地域への横展開、さらにはコメをはじめとする他品目への拡大も計画しています。農業現場で培った知見と最先端のAI技術を組み合わせ、日本の食料生産を次世代につなぐ仕組みを、さまざまなパートナーとともに社会に実装していきます。
